㉕館山駅-岩井駅(館山市-南房総市)大房岬と絶景海岸
2021年4月7日(水)
600キロRUNの25日目です。
前回ゴールした館山駅からのスタートです。
東京湾を北上しながら、長~い海岸線をひた走ります。
今日のルート

館山駅-岩井海岸(館山市-南房総市)の一般道とサイクリングロード
約19キロ(予定)→実走21.6キロ
実際の走行履歴はこちら↓
今日のルートはそのほとんどが海水浴場。お楽しみは
前半:大房岬(ここは海水浴場ではない)
後半:風光明媚な海岸線
おまけ:道の駅 富楽里とみやま(コース外)
です!
ちなみにこの日は夫が出張で不在のため、
朝食~夕食まですべて旅の中で食べました。
食べる要素が多い回です(^_^)
9:00 朝食(中村屋)
いきなりですが、出発前にモーニング。
館山駅前にある老舗のパン屋さん「中村屋」さんにて。
メニューは「チキンバスケット」です。(たぶん揚げたて)
セットには飲み物がついていませんが、それが私にとっては都合がいい。
(カフェインとると、RUN中にトイレが近くなるから)

中村屋さんと言えば、館山若潮マラソンのエイドで出される「クリームパン」のお店。
クリームパンとあんパンを、ランチ用にテイクアウトして、準備万端です!
9:50 館山駅西口を出発
出発前に、駅の2階から見た西口の様子↓
駅から海まで、南欧風の街並みが続いていました。
気分が上がります!

今日はここから海沿い沿いを北上します。
前半はサイクリングロードではなく、渚沿いを走ります。
海沿いのトイレが可愛い
海に出ると可愛いトイレに遭遇(前回も見かけました)。
しかも屋根に風見鶏がついている。
一見してトイレと思えないですよね。

南欧風の可愛いトイレは、その先にもありました。
おもてなし精神を感じます。

館山湾(鏡ヶ浦)は、結構風がありましたが、
走るには問題ないレベルでした。
北条海岸を渚沿いに北上し、大房岬を目ざします。

10:50 那古海岸
大房岬の手前の、那古海岸にやってきました。
船形漁港を通過すると、前方の山肌に見覚えのある光景が…
「崖観音」(船形山 大福寺)です。

↑以前、ドライブで訪れ、参拝したことを思い出しました。
小高い山から、館山湾が一望できます。

↑2018年5月撮影。夕景が美しかったです。
こんな風に、一度車で来たことがあっても、意外と忘れていたりします…
(自分で運転してないから、どこの記憶が定かでなかった)
走りながら出会う風景と、ドライブ旅では、また味わいも違います。
再び南房総市へ突入!
大房岬を目ざし走っていると、南房総市に突入!
あれ?南房総市って、外房(太平洋側)で一度お別れしてるはず…。
地図を確認し、南房総市は内房(東京湾)にも面していることを知りました。
館山市がチーバくんの「つま先」なら、南房総市はいわば「足首部分」。
千葉に何年も住んでいるのに、気づかないまま過ごしていました。

大房岬へは「とみうら遊楽散歩道」をたどって行くことにしました。
いきなりの激坂です↓

激坂の先は緑のトンネル…
雰囲気や植生は、先日行った沖ノ島そっくりでした。
果たしてこの道であっているのか?

下界から隔絶されたような「散歩道」をしばらく進むと、
一般道と合流し、大房岬の広い駐車場へと、たどり着きました。
11:20 南房総国定公園 大房岬 到着
南房総国定公園は、切り立った断崖の上にあります。
敷地内に、キャンプ場、自然の家、ホテルもありました。
園内にはソメイヨシノが多く植わっていました。
もう花期は終わっていましたが、お花見にも良さそうです。

園内は、結構、起伏があります。
長~い階段を降りると、「海岸園地」へたどり着きました。
断崖絶壁、すごい迫力です!

周辺はほとんどが崖ですが、一部で磯遊びが出来ます↓
遠くに館山市が見えました。
先端は、前回行った「洲埼灯台」…かな?

戦争遺跡が点在
園内には、旧日本軍の要塞跡がありました。
東京湾や館山湾を護る役割で、観測所や発電所、爆薬庫などが置かれていたそうです。

「大房岬の要塞群」は南房総市指定文化財にも指定されています。
ちなみにこの要塞は、横須賀の部隊が守っていたらしいです。

館山や、この先訪れる予定の富津岬方面には、
首都防衛の為の戦争遺跡が点在します。
キャンプ場の平和との対比が、なんとも感慨深いです。
東京湾を望む

この日はかすんでよく見えませんでしたが、対岸の三浦半島まで、10kmほど。
冬なら、おそらく富士山も見えるでしょう。
展望台の近くのベンチに腰掛け、お昼にしました。
トンビが回遊していて、ちょっと怖かったです…
できるだけトンビから隠れるようにして、木陰に移動。
今朝購入した、中村屋のクリームパン&あんパンを食べて、補給完了です!
12:30 富浦港にむけて出発
約1時間、大房岬の国定公園を堪能しました。
後半は、起伏の少ない海岸線をひた走ります。
まずは岬から坂を下って、富浦港方面へ。

館山湾とは違い、富浦港は、エメラルドに近い色でした。

多田良~原岡~南無谷まで、渚を2kmほど快走できました!
海水浴場なので、トイレも随所に設置されていました。
岡本桟橋(富士見の丘)
2kmの快走区間の2大名所をご紹介します!
その1「岡本桟橋」。
原岡海岸にある、海に向かって延びる桟橋です。
よく見ると、桟橋の中ほどに数人の大人がいました。
ウエディングドレス姿の女性と、カメラマン達でした。
後から知りましたが、有名な撮影スポットでした。

私も桟橋に行きたかったのですが、
さすがにウエディングフォトの邪魔は出来ません…
いつか再訪すると心に決め、先に進みます。
法華岬遊歩道
快走区間の名所その2。「法華岬遊歩道」。
距離にして300~400mの、小さな岬を巡る遊歩道。
※通行時には、落石などに注意が必要です。

平日ですが、数組の夫婦(観光客?)が散歩していました。
眼前に、二つの小島を望むことができます。↓

14:00 国道と合流
朝から歩行者天国(渚や遊歩道)を楽しんできましたが、
どうしても渚を走れない区間もあります。
南無谷から、ついに国道(兼サイクリングロード)と合流。
岩井海岸まで2.5kmほど、国道を進みます。
交通量が多い上、トンネルはかなり狭く、怖い。

30分ほどの我慢のRUNの後、岩井海岸に出ました。↓


国道の緊張から解放され、渚の静けさが心にしみる。
14:40すぎ 岩井海岸 ゴール
岩井海岸の監視塔の前にてゴール!

ん??この海岸にも、なんだか見覚えが…
帰宅後調べると、先述の「崖観音」と同じ日のフォルダに夕陽の写真が↓

岩井海岸から見たダイヤモンド富士でした。
2018年5月3日、他の観光客と一緒に、感動の瞬間を目撃したのでした。
なぜ、人は忘れてしまうのか!
15:00 道の駅 富楽里とみやま
ゴール後、懲りずにさらに2kmほど歩いて「道の駅 富楽里とみやま」へ。
フードコートで食事するのが目的です。
この道の駅は「ハイウエイオアシス」(高速バス乗り場)も兼ねています。

2階の食堂やフードコートで、食事ができます。
お寿司やお惣菜も、販売されています。
私が選んだのは、山菜おこわと、つみれ汁。
特につみれ汁は、疲れた体にしみました。

美味しかった。ほかにも魅力的なお惣菜が沢山ありました。
高速バス乗り場は、海から離れているけど、
それでも来て良かった!
お腹を満たした後、高速バスで優雅に帰宅しました。
本日までの走行履歴
2019年12月に千葉みなと駅を出発して、今日までに合計約559キロ走りました。
今日のまとめ
↑千葉県PRマスコットキャラクター チーバくん 許諾番号:第A2328-1
- 大房岬は断崖が織りなす絶景地
- 富浦~原岡~南無谷の渚が美しい
- ドライブ旅とRUN旅では感じ方や記憶が異なる
今日も楽しかった!
旅の最終ゴールまでは、
寄り道次第ですがおよそ120キロくらい。
わくわくの旅が続きます。