2020年の夏、依然として外出自粛ムードが続く中、
「早朝RUN」に精を出した時期がありました。
それまでは「日中~夕方にかけて走る派」だったのですが、
3密と暑さを避けて朝型に変えたわけです。
RUN歴7年目にして、初めての朝RUN生活という革命でした。
これが案外、気持ち良くて、走りまくった結果、
ランニング中に膝に違和感を感じるようになりました。
単なるオーバーワークということもありますが、
以前シューズがすり減っていた時に、同じ痛みが出たことを思い出し、
シューズの裏を見てみると…
やはり左右非対称に、いびつにすり減っていました。
「このすり減りが、膝の痛みの原因か?」
「もうシューズの買い換えの時期なのかな?」
インソールの相談もかねて、ランニングシューズの専門店に行き、
ランニングシューズの新品を購入しました。
ランニングシューズの寿命は?
買い物を済ませたあと、店員さんに何気なく聞いてみました。
Q ランニングシューズの買い換え時期って、何を目安にすればいいんですか?
A 目に見えてすり減っている場合は、もちろん買い換えが必要です。
走行距離の目安としては、おおむね600キロですね。
(※私のような「フルマラソンを完走できればいい」という人の練習シューズの場合)
その場では「ふーん」と思い、気にもとめませんでした。
しかし帰宅後に気になり、
自分が古いシューズで何キロ走っていたのか、
調べることにしました。
実は全くの偶然なのですが、
古いシューズと現在使っているランニングウォッチを、
同じ時期に買い換えたという経緯があります。
つまり、ランニングウォッチの走行履歴の累積が、
シューズの走行履歴と一致するというわけです。
私はランニングウォッチは、ガーミンの「ForeAthlete 235J」を使用しています。
PCからも、スマホからも、走行履歴が確認できます。
衝撃!目安の3倍も走っていた
衝撃的なことに、なんと1800キロも走っていました!
交換目安の3倍も走ってた!?
そりゃ~、靴底もすり減るし、膝に違和感も出るわけです…
もっと自分の脚を大事にしなくちゃ。
反省…
そしてギアの管理とメンテナンスをきちんとしようと思いました。
ガーミンでギアの管理
ガーミンには、ギアの管理をする機能があります。
予めPCかスマホのアプリの「ガーミンコネクト」で、
ランニングシューズを登録しておくと、
アクティビティを行うたびに、累積の走行距離が記録されていきます。
最大で何キロを上限とするかは、
シューズのタイプによって異なるため、
自分で入力する必要があります。
私のシューズの場合は600キロを目安と入力しています。
ギアの管理画面に430/600km という形式で累積が出るので、
今度こそきちんと買い換え時期を把握して、
自分の脚とギアを労ってあげたいです。
おまけ ガーミンにも寿命が
ここまでシューズの話でしたが、ギアつながりで追記しておきます。
当然ですが、ガーミンのバッテリーにも寿命があります。
友人から聞いた話ですが、購入後数年使用していると
「フルマラソンでは、最後のほうはバッテリーの残量が心配なの」
とのことでした。
私のガーミンも、例にもれず、バッテリーのもちが悪くなったような気がしています。
ガーミンのサポートセンターのQ&Aにも、「数年で80%以下に減少する」とありました。
特に600キロRUNでは、GPSのログを録りたいので、
バッテリー切れは困ります!
「ガーミンも買い換え時期なの?」
でも、高価だし、そんなに頻繁に買い換えられないです。
悩んだ末、解決方法を見つけました!
充電しながらログが録れる
モバイルバッテリーを携帯していれば、
長時間のRUN中でも、必要なタイミングで、
充電しながらログが録れることに気づきました!
モバイルバッテリーをケーブルでつないで、
ポーチかポケットに入れておけば快適に走れます。

充電中の注意点
充電中は、心拍数は録れませんでした。
(ForeAthlete 235Jにて。他の機種では未確認です)
しかし、GPSをはじめとして、他の機能は作動しました。
他人から見ると、ポケットから謎の配線が延びているので、
少々不思議な光景に見えるかもしれません。
その他の注意点としては、不意な動きをした時に、
ケーブルのクリップが外れてしまうことでしょうか。
モバイルバッテリーは、小さなものであれば、
RUNでも持ちはこび可能かと思います。
私の持っているモバイルバッテリーは、70gほど。
ノベルティでいただいたもので、市販されていませんが、
市場には同じくらいのスペックのものもあるようです。
「バッテリーもつかどうか心配」という不安要素を抱えたままよりは、
数10gの負荷ですが安心を持ち運んでもいいかな、
と考えています。
新しいギアに感動
新しいシューズで走ってみたところ、
まるでシューズが「コロン」と、
自然に前に私の体を押し出してくれるような感覚で、
膝の痛みも無く、非常に快適に走ることができました。
感動しました。
いらっしゃい、新しいギア。
そして、ありがとう、古いギア。
私の重い体を1,800キロも運んでくれてありがとう…
引退時期の後も、無関心なまま、こき使ってごめんね。
今日のまとめ
- ギアの管理は、自分の体の管理でもある
- 管理にはある程度の情報収集も大切
楽しく走るために
賢くギアを管理したいです!
つづく…