【回想】千葉・佐原観光の穴場-マイクロツーリズム
今回は600キロRUNから離れて、マイクロツーリズムのお話です。
2020年7月下旬、千葉県香取市の佐原の町並み観光へ出かけました!
重要伝統的建造物群保存地区にある小野川沿いの町並み散策です。
行き先に佐原の町並みを選んだのは、600キロRUNの中で、
印象が良く、「観光で再訪したい町NO1」にカウントしていたからです。
ついにその念願叶って、彼の地を踏みました!

3月と違い、柳が緑の葉を垂らしており、全く違う印象でした↑
あの時は、この川辺におひな様が展示されていました。
今回は「樋橋」に水が流れる様も、見ることができました↓。

佐原観光の王道と穴場
佐倉観光の王道と言えば…
- うな重を食べる
- 遊覧船で川巡りを楽しむ
- 歴史ある町並みを散策
…だと思います。
直前まで私もその王道を予定していました。
しかし当日、午前9時過ぎに佐原駅に到着すると、
通りには私の予想を超える人出がありました。
おそらく前泊の観光客のかた達でしょう。
人混み(3密)を避けて観光しようとすると、
「王道は今、混んでるから、また後で来よう…」と後回しに。
どこか空いているとこはないか?と歩き回るうちに、
必然的に穴場を探し当てることとなりました。
これはこれで「結果オーライ」です(^_^)
伊能忠敬記念館の他に、いくつかの文化施設を訪れ、
町並み散策とテイクアウトを楽しみました。
およそ4時間の、徒歩での観光でした。
おすすめの穴場をご紹介
王道の観光スポットの情報はいくらでもあるので、
この記事ではあえて穴場について書きます。
私個人の独断と偏見?によるものですが、
穴場を3つセレクトしてみました!
佐原観光を検討されているかたのご参考に。
- 佐原町並み交流館(三菱館に隣接)
- 水郷佐原山車会館(伊能忠敬記念館と共通券で入れる)
- 醤油ジェラート(とある駐車場の一角にある売店)
です。
佐原町並み交流館(三菱館に隣接)
佐原にはいくつか観光案内所があるのですが、
是非足を運んでほしいのが「佐原町並み交流館」です。
「町並み交流館」では観光案内や工芸品の展示などが行われています。
訪問時は涼やかな風鈴がたくさん展示されていました。

常設のドールハウスがすごい!
ここで特筆すべきは常設の「ドールハウス」の存在です。
県指定有形文化財(建造物)が、実に見事に再現されていて、
予習復習として理解が深まるので、
実物の見学の前に見てもよし、後で見てもよし!です。
何より、建物の中まで俯瞰できるのがいいですね。
実際の町並みでは、通りに多くの人がいて、
「どんな建物なの?」「なんで人が並んでるの?」って思いながらも、
3蜜が気になり、ゆっくり見学しづらかったのですが、
ここではまじまじと見学できます。
これを見ると見ないとでは、佐原観光の満足度は全然違うはずです。
そのため、できれば観光の最初に訪れることをおすすします。
実物と比べてみて、そのリアルさに驚きます!
商店のガラスの中には、商品まであるんです。



三菱館(旧三菱銀行)

ちなみに佐原観光の見どころの一つである「三菱館」(赤煉瓦の建物)は、
訪問当日、工事用のシートに覆われていていました。
(令和4年3月末まで保存修理工事中だそうです)
そのため外観を見ることはできませんでしたが、
ドールハウスのおかげでそのあらましが手にとるように分かりました。
水郷佐原山車会館(伊能忠敬記念館と共通券で入れる)
お次は、「水郷佐原山車会館」のご紹介です。
私は伊能忠敬記念館との共通券で入りました。
そう、佐原と言えば「佐原の大祭」ですよね。
おすすめの理由としては展示の内容もさることながら、
小野川沿いの町並みから、やや離れた場所(300mほど)にあるため、
中心街にある他の施設と比較して、空いていることです。
八坂神社の境内の、奥まったひっそりとした場所にあります。
立地からして、穴場感満点でした。
とは言え、上述の交流館からは、徒歩3分くらいの距離です。
場所さえ把握しておけば、何なく到着できるはずです。

山車会館の見どころは、佐原の大祭に使用される山車の実物展示です。
実物は戸建て住宅の2階屋根まである高さです。
山車会館では、吹き抜け展示になっているので、
1階からだけでなく、2階からも人形の表情が確認できます。
展示は2台ですが、毎年替わるそうです。

人形のみの展示(浦島太郎)もあり、かなりの迫力でした。
これは吹き抜けではなく、2階に設置されていて、間近で見学できます。
「生人形」と呼ばれるそうですが、本当にリアルな人形です。
醤油ジェラート(とある駐車場の一角にある売店)
最後にテイクアウトのご紹介です。
(当日は人出多く、鰻は諦めました。。。)
目についたのが、芋けんぴで有名な「さわら十三里屋」…の道向かいにある有料駐車場。
その駐車場の一角の売店で販売されている「醤油ジェラート」です。
爽やかな口当たりで、甘すぎず上品な味で、美味しかったです!
訪問時の価格は400円だったと記憶しています。
(画像ありません (..;) だってすぐ溶けるから。)
売店の横に屋根付きの休憩所があり、涼みながら食べました。
「さわら十三里屋」

ちなみに王道の「さわら十三里屋」でも、お土産を購入しました。
当日は梅雨明け前で蒸し暑かったので、プリンを購入し、帰宅後食べました。
感染症対策について
訪問当日(2020年7月下旬)の情報ではありますが、
文化施設(伊能忠敬記念館・水郷佐原山車会館・佐原町並み交流館など)は、
どこもしっかり感染対策をしているという印象でした。
検温やアルコール消毒、ソーシャルディスタンスの確保など。
「この町からは絶対感染を広げないぞ~」っていう、
町全体の気迫を感じました。
「マイペン」を持参しよう!
文化施設の中には、入り口で記名を求める施設もありました。
もちろん、協力しました!
感染症対策として「消毒済み(使用前)ペン」と「使用済みペン」を、
使い分けするように用意してくださっていたのですが、
すでにすべて使用済みになっている…という状況がありました。
率直に「これは仕方ないかな…」と思いました。
職員の方も限られた人員配置の中で運営しているので、
ペンの消毒までずっと気にしてはいられないですよね…
というわけで、次回からコロナ禍の観光では「マイペン」を持参しようと決意しました。
今日のまとめ
憧れの地、佐原を再訪できて良かったです!
- 佐原の町並みは人気の観光地
- 観光の初めにまずドールハウスへ!
- 穴場を探すのもまた楽しい
まだまだ気ままに出かけられる状況ではありませんが、
佐原は「また再訪したい町」です。
だって、まだ遊覧船も乗ってないし、鰻も食べてないから!
佐原の祭りも見たいな~。
やり残しが多いのは、「また行く日」のための遠い約束ですね。