⑰-2蓮沼海浜公園-一松海岸(山武市-長生村)鰯ざんまい(後編)

前回の⑰-1の続きです。鰯三昧の定食をいただいたあと、再出発!

12:00 再出発するも…

鰯(いわし)のぼりに見送られながら、海の駅を後にしました。
が、しかし、お腹いっぱいで歩くのが精一杯!
早足で次の浜を目指します。

12:20 九十九里ふるさと自然公園センター

海の駅から1kmほど進むと、「片貝海水浴場」の入口が見えました。
ここなら、渚に出られそう!渚を快走できるかな??

九十九里ふるさと自然公園センターの脇から、海に出ました。
ちなみに、この交差点は九十九里有料道路の起点(片貝IC)でした。

九十九里有料道路終点

サーフィン目的で来る人も多いみたいなので、IC直結は便利ですね。

現在地 九十九里ふるさと自然公園センター

↓広い駐車場を伴う海水浴場でした。

片貝海水浴場

一帯は公園になっていて、ちょっとしたトレイルもありました。↓

展望台から、美しい渚を一望できました!
でも、すぐ先で工事してるのが手に取るように見えました。

工事中なので、海岸をずっと走っていくのは無理そうです。
渚を後にして、一般道に戻ることに。
県道30号には、サイクリング用のレーンがしっかり敷設されていました。

セブンイレブンにシャワー

↑なんと、セブンイレブンにシャワーがある!
きっとサーファーがよく利用するんでしょう。

12:55 ビーチタワー(不動堂海水浴場)

快晴でアスファルトの照り返しが強く、暑さと疲労を感じ始めました。
しばらく我慢のRUNが続き、次の展望ポイントにつきました。
不動堂海水浴場の「ビーチタワー」です。

らせん状のなんとも個性的な展望台。

眼前には、美しい渚。
ん~、これはいい!!

目指す白子町方面のホテル群が、シルエットで見えました。↓
そして渚には工事車両も沢山いました。

13:40 白子町に突入

一般道 兼 自転車道に戻り、ひたすら進みます。
「国民宿舎サンライズ九十九里」を通過し、ようやく白子町までやってきました。

九十九里一宮大原自転車道案内図を発見!

九十九里一宮大原自転車道案内図

↑これによるとしばらくは白子自然公園の横を走るようです。
その後、白子海岸-中里海岸を経て、一松海岸に至る…なるほど。
今日のゴールに定めた日帰り入浴施設は、一松海岸にあります。

狂い咲きのしらこ桜

沿道には「しらこ桜」の並木があり、11月なのに一部開花していました。
(白子町は、早咲きの河津桜の桜並木で有名。町では「しらこ桜」という愛称で呼びます。)

自転車道、突然の左折指示

ずっと、九十九里自動車道と並行して走ってきたのですが、突然の左折指示。
自動車道をくぐって海側に行くことになりました。

九十九里自動車道をくぐって、海側へいくように指示

↓え?ここくぐるの?と不安を感じつつ、進むと…

保安林に囲まれた静かな湖畔にでました。

池に出た

カモが観察できるようです。

この沼で見られるカモ類

沼の周りの松林には立ち入らないでください。
カモたちは臆病なので驚かすとこの沼を見捨ててしまうかもしれません。
皆さんのやさしさが来年もカモを呼ぶのです。

千葉県

解説文に、優しさと真心が感じられます。
文才ある人が書いたんだなぁ。

さらに進むと、築山に到達しました。
九十九里自動車道と、公園が見事に見渡せます。

ウミガメの丘

築山の正体は「ウミガメの丘」でした。
白子町の名の由来が記されていました。

ウミガメの丘

白蛇白亀伝説の地
平安時代後期の1126年
八斗村の吉左衛門という者が海岸で潮汲みをしていると南の沖から
白蛇を背に乗せた白亀が現れた
不思議に思い「神ならばこの柄杓にお登りあれ」と
持っていた柄杓を差し出すと
登り始めたという
これを祀った白子神社がこの地の西に鎮座し白子町の名の由来にもなっている
自然環境に恵まれたこの海岸に
現在もウミガメが産卵に訪れる
長寿の象徴ともされる亀
弛みなく打ち寄せる波と水平線から昇る太陽
数々の伝説や神話が伝えられるこの地には
神秘的な生命の息吹が感じられる

九十九里浜 白子町

先ほどのカモの案内板といい、このウミガメの丘の解説といい、含蓄ある解説です。
ウミガメには会えませんでしたが、カモは沢山いました。↓

カモたちがいっぱい

12:40 再び自動車道と並走

ウミガメの丘を通過後、南白亀川を渡り、国民宿舎白子荘を通過。
自転車道は、保安林と九十九里自動車道に挟まれていました。
人や自転車とすれ違うこともなく、静か過ぎるくらい静かでした。

自転車道に途中でなぜかゲートが…

ずっと自転車道の案内に従って進んできたはずなのに、なぜかゲートが現れ、行く手を阻まれました。
ゲートは高さ1mもない低いものだったので、私は大股でまたいで進むことが可能でしたが…
この先進んでいいものか、不安になり、一般道へ戻ることにしました。

14:30 県道30号に復帰 ホテル群へ

静か過ぎる自転車道から、活気ある県道に戻ってきました。
この先、白子町のホテルや旅館街が続きます。
目指すゴールは日帰り入浴できる「スパ&リゾート九十九里 太陽の里」。
まだ2kmほど先。

ホテルが並ぶ県道30号に戻る

14:40 長生村へ突入

「スパ&リゾート九十九里 太陽の里」は、一松海岸の海水浴場そばにあります。
当日まで「太陽の里」は白子町だと思い込んでいましたが、お隣の長生村でした。

一松海水浴場

このゲートくぐったら、いよいよゴールのスパに到着です!
いや~、本っ当に、長かった~~!

14:50 スパ&リゾート 九十九里 太陽の里 ゴール

館内には岩風呂や檜風呂など、趣向を凝らしたいろんなお風呂がありました。
私のお気に入りは、露天にあった黒湯です。
お肌にまとわりつくような、とろみのあるお湯でした。

スパ&リゾート 九十九里 太陽の里

総走行距離28.1kmの疲れが癒やされました!
あ~、お湯の力って偉大!
シャトルバスで茂原駅まで送ってもらい、帰途につきました。

本日までの走行履歴

2019年12月に千葉みなと駅を出発して、今日までに合計359キロ走りました。

今日のまとめ

↑千葉県PRマスコットキャラクター チーバくん  許諾番号:第A2328-1

  • お腹いっぱい食べるとRUNできない!
  • 片貝海水浴場やビーチタワーは風光明媚
  • 白子町の自転車道は公園内を通過

今日も楽しかった!旅の最終ゴールまでは、およそ248キロ。わくわくの旅が続きます。