番外編①チーバくんの目を描く(白目下)
2020年12月18日(金)
600キロRUNの番外編(続編)です。
番外編では、チーバくんの「体のパーツ」を描いていきたいと思います!
チーバくんには、目や鼻、口、耳、腕など、パーツが存在します。
きっかけは友人の一言
友人「千葉1周、楽しそうだね(^^) で、走り終わったらどうするの?」

…(考えてなかった)
その時は…
チーバくんの体のパーツを走る!
番外編は、本来、本編が終わった後にスタートしたかったのですが、
諸々の事情で2020年12月に、本編と並行してスタートしました。
※本編(600キロRUN)は、2021年6月に完結。
私がまず着手したのは「目」。
ちょうど印旛沼あたりを、まあるく走れば、目が描けます。
ただし、白目と黒目を両方描くには、トータル約60km必要。
というわけで、3回にわけて走ることにしました。
今日のルート
1日目のメインの舞台は佐倉市。(後半ちょっと成田市)
白目の下の部分から、反時計回りに約21km走ります!
佐倉市は、過去に「佐倉朝日健康マラソン」で訪れたことがあります。
マラソンのコースの大半は、広大な田園地帯です。
印旛沼やオランダ風車があるので、楽しみです!
チーバくんで言えばこの辺り。

京成臼井駅-下総松崎駅(佐倉市-成田市)の一般道とサイクリングロード
約21キロ(予定)→実走20.2キロ
実際の走行履歴はこちら↓
↑印旛沼には、北印旛沼と西印旛沼があります。
ちなみに、ふたつの沼は水路でつながっています。
印旛沼は生活用水・工業用水・農業用水に使われていて、
周辺には広大な干拓地が広がっています。
お楽しみは
前半:西印旛沼の眺望とオランダ風車
後半:北印旛沼の眺望
沼の周りには一部、サイクリングロードも敷設されています。
(今回はサイクリングロードはほとんど走りません)
千葉県の外周(海や川沿い)を走るだけの本編と異なり、
パーツを描くルートは複雑…
あらかじめGoogleマップで描いたルートを、
現地で都度スマホで確認しながら、
できるだけ大きく外れないように走ります。
9:50 京成臼井駅
白目を描くために、降り立った最寄り駅は京成臼井駅。
ここから約30分かけて、徒歩でスタート地点(舟戸橋の北側)まで移動!

閑静な住宅街をトコトコ歩きます。
10:40 舟戸橋を出発
白目を描くために選んだ、舟戸橋の北側からスタート!
↓橋の付近には貸ボート店がありました。

西印旛沼の水面がとても穏やかです。
そして、空が開けて広く、眺めが良いです。
↓沢山の網があります。何がとれるのでしょうか?

水面が鏡のように穏やかでした。冬の晴れた日は、美しいですね。
数分で、早くもオランダ風車が、見えてきました!

10:45 かっぱ公園(舟戸広場)
舟戸橋の南側に到達!
印象的なかっぱが出迎えてくれました。

この界隈の、雨の夜景を詠んだ歌に関する案内板がありました↓

案内板によると、昭和38年に舟戸大橋(今しがた渡った橋)が完成するまでは「舟戸の渡し船」が存在したそうです。
10:50 サイクリングロードに合流

印旛沼を巡るサイクリングロードに合流。
この先しばらく、桜並木の道(今は当然咲いてない)が続きます。
11:10 佐倉ふるさと広場 オランダ風車
「佐倉ふるさと広場」へやってきました。
ここはサイクリングロードの休憩所も兼ねています。
さっき、遠くから眺めた風車までやってきました。
↓オランダ製の風車を、日本で組立てたそうです。高さ15.6m。

なぜ、佐倉でオランダ風車か、というと
江戸時代に、佐倉が蘭学を積極的に取り入れた町だったからだそうです。
(長崎と並んで称されるほど)
佐倉にある順天堂大学も、その流れを汲んで、できた学校が元です。
佐倉市は、現在も、オランダとの交流を盛んに行っています。
ふるさと広場を過去写真でご紹介
ふるさと広場は、例年4月、佐倉チューリップフェスタが行われる会場です。

夏はひまわりが植栽されるので、7月もおすすめです。

(秋にはコスモスも植えられているそうですが、まだ行ったことがありません)
農産物直売所で一休み
風車の向かいに、農産物直売所がありました。
ここで美味しそうな、あんぱんを昼食用に買いました。
まだお腹は、すいてないので、ザックにぎゅうぎゅうに詰め込みました。

11:30 竜神橋を渡る
西印旛沼に架かる大きな橋を渡ります。
ごく短い区間(橋の上だけ)ですが、「金メダルジョギングロード 裕子コース」を走りました。

西印旛沼とはここでお別れ。
橋を渡ったら、チーバくんの目玉を描くために、田園地帯へと針路をとります。
風光明媚なサイクリングロードとも、裕子コースともお別れ。

12:10 岩名運動公園を通過
目玉のルートに導かれ、のどかな田畑を走ること40分…。
たどり着いたのは「岩名運動公園」です。
あ、ここ来たことある!
佐倉朝日健康マラソンの会場(スタート&ゴール)の地でした。

この公園で、ランチのあんぱんをほおばりました。
マラソン当日は、このラストの坂がきつく感じたものです↑
あとで知ったのですが、2020年の2月にこの公園の中にある陸上競技場が「小出義雄記念陸上競技場」という名前に変わったのだそうです。
佐倉を拠点として、陸上のメダリストを育てた功績をたたえてのことです。
岩名運動公園を出たら、今度は「金メダルジョギングコース 尚子コース」にも遭遇しました。尚子コースも、印旛沼を見ながら走るコースです。
ホントはそっちを走りたいけど、目玉の形とかけ離れるのであきらめて、
目玉ルートを進みます。

お?丘のように盛り上がった高台がある↓
目玉ルートは、その先に通じているのでした。

13:00 順天堂大学 通過
さー、坂を上り切ったら、後半戦です!
丘の上に、順天堂大学がありました。
運動部の学生さんとも、門の外で、すれ違いました。
ちなみに、小出監督も順天堂大学出身だそうです。

まっすぐな道…これぞまさに干拓地!という光景です。

13:20 成田市に突入!
西印旛沼と北印旛沼を結ぶ「中央排水路」を渡ります。
佐倉市から、成田市に移りました。
ここからは北印旛沼の眺望を目指して走ります。
しばらくこれといった名所もなく、養殖場や田んぼや、
遠くに見える筑波山のシルエットを見ながら、ひたすら走りました。

ここで、リサーチ不足による痛い失敗。
目玉を意識するあまり、「甚兵衛公園」を見逃してしまいました。
昔、甚兵衛の渡しがあった場所で、松林と眺望が美しい公園だそうな…
甚兵衛の渡しは、悲しいお話が残るスポットですが、
一度見てみたかったです。またの機会に…

北総線をくぐって、北印旛沼のそばの「本日のゴール」へ向かいます。
ちなみに今日のゴールは、特に目印は決めていません。
北印旛沼がよく見はらせる場所で、駅に近ければ、どこでもいいかな。

↑北総線をくぐると、筑波山がハッキリ見えるようになりました。
しかし!走れども走れども
北印旛沼は堤に阻まれて、見えません…

もしかしたら、この堤に上れば眺望が期待できるかもしれませんが、
立ち入ってよいものかどうか…不明です。
14:25「沼めぐりのみち」終点にてゴール
眺めのいい場所なんてない!ということで
「関東ふれあいの道」の「沼めぐりのみち」の終点という案内板をゴールとしました。

北印旛沼よ、次はその姿を見せておくれ…
14:40 下総松崎駅にて帰途につく
下総松崎(まんざき)駅まで、トコトコ歩いて、帰途につきました。
これで「まんざき」って読むらしいです。うーん、難読駅名!

本編と要領が違うので、戸惑いもありますが、ひとまずケガなく完走です。
本日までの走行履歴
番外編の1日目は、チーバくんの白目をイメージして、20.2キロ走りました。
けっこうガタガタ?
でも、後日の走行履歴と繋げたら、それなりに見えるはずです!
今日のまとめ
↑千葉県PRマスコットキャラクター チーバくん 許諾番号:第A2328-1
- 冬の晴れた日の印旛沼は美しい
- 佐倉市はオランダや蘭学ゆかりの地
- 佐倉と言えばメダリスト&マラソン
目玉編のゴールまでは、およそ40キロ。ジグザグの旅が続きます。