埼玉リバーサイドRUN【こぼれ話】調整池の実力

サキタ

リバーサイドRUNの着想の詳細は、
(埼玉リバーサイドRUN①)をご覧ください。
主に、埼玉県東部の川沿いを、不定期に走っています。

海はないけど、川が多い県「埼玉県」。
これまで埼玉県東部の、様々な水辺を走ってきました。
そんな中で、特に気になる存在が「調節池」です。

私は四国の瀬戸内側の出身です。
渇水の経験はあっても、大雨はあまり経験していません。
そのため「ため池」は知っていても「調節池」の存在は知りませんでした。

調節池は、洪水を防ぐ(軽減する)ことを目的とした施設だそうです。
「池」といっても、平時は「小規模な池のある公園」にしか見えません。

越谷市の大吉調節池

公園は一般道より低く掘り下げられていて、大雨の時などに雨水を集め調節します。

運動場や遊歩道などを併設していることが多く、地域住民に親しまれています。
私もRUNで訪れるのがメインでしたが、ある日衝撃の場面に出くわしました。

それは、2021年10月のある日。
吉川市の市役所に隣接する「吉川調節池」の光景です。

普段は運動場として使われている公園が、見事に水没していました。
周辺には市役所のほか、団地やマンションが沢山あります。
これが調節池の実力!

吉川調節池は、住宅・都市整備公団の団地開発に伴って大場川への雨水の流出が増加するのに対応し、大雨の時の洪水を一時的に貯留するために造られた池です。面積約6ヘクタール、調節容量11万立方メートルで、埼玉県により施工され昭和61年に完成しました。

埼玉県ホームページより

こうして、周辺の住民の暮らしが守られているんですね・・・
このあと、水が引くのに2~3日かかっていたと思います。
改めて治水施設の存在を思い知られた出来事でした。

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