㉚-1姉ヶ崎駅-千葉みなと駅(市原市-千葉市)ラストRUN(前編)
前回(29日目)以降、約1ヶ月、ステイホームしていました。
季節はすっかり変わり、すでに梅雨のはしり。
感染症予防のため、人込みは避け、かつ人がいるところではマスク着用で、楽しんで走りたいと思います!
2020年6月2日(水)
600キロRUNの30日目です。
前回のゴール、姉ヶ崎駅からのスタート!
この日は、夏日(25度くらい)予報です。
感染症対策と熱中症対策もしながら、走ります。
この日は京葉工業地域を走り抜け、
ゴールである千葉市の千葉みなとを目ざします!
千葉みなとは、まわりを工業地帯に囲まれていますが、
それを活かし、工場地帯を巡るクルーズ船が発着しています。
ゴールの観光船乗り場は、海風を感じる観光地でもあります。
チーバくんで言えばこの辺り。
今日のルート

姉ヶ崎駅-千葉みなと駅(市原市-千葉市)の一般道
約24キロ(予定)→実走32.2キロ
実際の走行履歴はこちら↓
今日のルートは基本国道16号線の北上。
ただし、ずっと幹線道路を走るのは酷なので、
国道と並行する緑地に待避しながら、走ります。
お楽しみは
前半:養老川臨海公園
後半:千葉ポートパーク
ゴール:千葉みなとの観光船乗り場
です!
長いので、前後編に分けて書きます!
緊張ぎみで夢見がわるい…
長かった600キロRUNも、ついにラストかと思うと、
前夜は緊張のために、浅い眠りになりました。
朝方にかけて、何度もこんな夢を見ました・・・
・電車を乗り過ごし、姉ヶ崎に到着できない
・スマホが起動せず、現在位置が分からない
こんな夢見るなんて、
ずいぶんデリケートだこと!
その分、楽しんで走りたいと思います(^_^)
12:05 姉ヶ崎駅を出発
異例の午後スタート!その心とは?
この日の天気予報は「曇りのち晴れ」。
午前は曇り。しかし一転して、
夕方は、日差しが期待できるとのことだったので、
わざわざ遅いスタートにして
「観光船乗り場で夕焼け」
という感動的なゴール狙いです!

曇り空の下で姉ヶ崎駅をスタート。
曇っているおかげで少し涼しい。

↑チーバくんの形を損なわない程度に、
国道16号線のやや内陸側の道を北上します。
景色は望めないけど走りやすい道。

↑沿道にあじさい。季節を感じます!
12:45 緑地公園に突入
涼を求めて、16号線沿いの緑地を2kmほど、走ることにしました。

↑ほぼ、貸し切り状態!
木陰が涼しくて、本当にありがたい!
13:10 京葉臨海鉄道の踏切を渡る
前回は、JRの内房線沿線を走りましたが、
今回は京葉臨海鉄道沿線を走ります。
京葉臨海鉄道とは、貨物輸送に特化した鉄道です。
国道16号線に沿う形で、袖ヶ浦市~千葉市に敷設されています。
つまり、京葉臨海鉄道の海側=工業地域です。
ディーゼルカーがタンクやコンテナを牽いています。
主な貨物は、石油だそうです。
臆病な私 緊張の工業地域突入
目指す養老川臨海公園に行くためには、
京葉臨海鉄道の踏切を通過しなければなりません。
公園に行く道は、一般道だとは思いますが…
ヘタしたら、どこかの工場(私有地)に迷い込んで
警備員さんにつまみ出されるんじゃなかろうか…

それはそれは、とても緊張しながら踏切を渡りました。
そして、あっさり一般道を見つけ、走ることができました。
つまみ出されることはありませんでした。ホッ↓

2kmほど走り、丸善石油化学のメガプラントの足元に到達↓

圧倒的な迫力!
これまで、工業地域は意識的に避けてきたから、
こんな間近でプラントを見るのは、この旅で初めて。
勇気を出してよかったね。
12:30 養老川臨海公園
養老川臨海公園は、丸善石油化学のプラントの道向かいにありました。

あいにくの曇り空ですが、本日初めての東京湾です!
おお、ナイスビュー!
釣り人が沢山いて、野球場が2面も併設されている公園でした。

↑シルエットで、幕張の高層ビル群が見えました。
幕張は、600キロRUN初日(2019年12月)に通過した場所です。
↓その手前には、本日のゴール近くの「千葉ポートタワー」も。

ああ、あのあたりがゴールか~
トータルで、1年半もかかった!
と、と思うと非常に感慨深いです。

養老川臨海公園では、休憩がてら小径を散策。
意外にも緑あふれる公園でした。
14:00 国道16号線に復帰
養老川臨海公園を後にして、国道16号線方面へ戻るため、
再び京葉臨海鉄道の踏切を渡ります。

本当にあった…「美人多し」看板
国道16号線に戻ると、Googleマップで気になっていた
「美人多し看板」なるものを発見!
そもそも何のための看板なのか?と不思議に思っていましたが
「美人多し 脇見運転 注意」
↓市原警察署が設置した、交通安全標識でした。

美人ではないけど、もの好きなランナーも走っているので、
ドライバーの方は、十分に注意してください。

養老川を渡って、千葉市方面を目指します!
14:10 再び緑地公園へ
直ぐに国道わきの、緑地公園に退避。
また2kmほど、緑の中を進みます。
工場が近いけど、この道では深呼吸が出来る!

14:25 再び国道16号線へ
緑道で2kmほど、息継ぎしたのもつかの間、
緑道の終わりとともに、国道16号線へ復帰!
ランナーにとっては粉塵と排気が舞う、酷道です。

この先、6kmほどは、緑道などの逃げ場がない。
つまり、16号線との一本勝負!
幸いにしてこの先は、商業施設もあるエリア。
コンビニや食堂などがあるのが救いです。
商業施設がある分、歩道では歩行者への配慮がされているので、
交通量が多くても、何とか走ることが出来ました。

商業施設の出入口には、一店舗ごとに
自転車歩行者専用道路の標識が設置され、
まるで連凧のように延々と続いていました。
何十枚も数えきれないくらい…珍景です。
15:20 千葉市へ突入
16号線と闘うこと約1時間。
チーバくんの核心部、千葉市へ突入!
そして京葉臨海鉄道の「千葉貨物駅」脇を通過。

更に進んで、一旦、国道16号線からショッピングモールへ退避。
3km弱、やや交通量の少ないエリアを走ります。
↓千葉フクダ電子アリーナ(ジェフユナイテッド市原・千葉のホーム)

進行方向の右手には、ショッピングモールや、公園。
左手には工場(JFE)が続く、不思議な取り合わせの町並み。



アリオ蘇我の向かいには、
「川崎鉄なべ公園」という小さな公園がありました。
かつてJFEの工場で使用したものだそうで、
製鉄の歴史も語られていました。
マリーナで潮の香り
↓更に進むと、映画館の先に、船溜まり(マリーナ)が。
このあたりから、潮や風の香りがふっと変わって、
工場地帯というより、人の住まいという雰囲気になりました。

この段階ですでに22kmほど走っており、
だいぶ疲れていましたが、「ゴールは近い!」と思うと、
自然と足が軽くなりました。
16:30ごろ 千葉みなとエリアへ
国道16号線に、一瞬入って、すぐに左折。
千葉みなとの住宅街や公園などがあるエリアへ。
(長かった16号線との闘いがようやく終わりました)
千葉みなと駅の近くの、千葉モノレールの下をくぐりました。

ちなみに、千葉モノレールは、珍しい懸垂式です。
車両がぶら下がって走るので、初めて見る人は驚きます。
(シャッターチャンス逃しました)

千葉モノレールの高架をくぐった後、
中央警察署や、中央郵便局がある大きな通りをひたすら走り、
千葉ポートパークがある海を目指します。
17:00 少し前 千葉ポートパーク到着
ゴール手前の千葉ポートパークへ着きました!
あれ、
天気予報に反して、曇天です((+_+))

しかし、この後、
奇跡が起きました!
後半に続きます!
今日のまとめ
↑千葉県PRマスコットキャラクター チーバくん 許諾番号:第A2328-1
- 養老川臨海公園はナイスビュー
- 袖ケ浦市-千葉市の国道16号線沿いには京葉臨海鉄道
- 市原市には国道16号線沿いに美しい緑道がある
後編も読んでね~(^^)/